帰郷して10年が経ちました。

 私は、ふと最近、帰郷して10年になるのかと思い、時が経つのは早いものだなと感じていました。

そんな時に、帰ってきてからというもの、自家用車以外の交通機関を利用したことが無い事に気付きました。

電車、バス、飛行機は、全く使っていませんでした。それ迄は、都市に住んでいた為に、電車とバスは毎日乗っていました。飛行機は、帰省と仕事の出張で月に1〜2回はありました。

地方の田舎暮らしですから、圧倒的に車社会が主流となっています。　その事自体は、日本の現状を現しているので仕方が無い事だと認識しています。　ただ、ひとつだけ心配で不安な事が頭痛の種となっているのです。

それは、乗り方を忘れてしまっている事、あるいは、技術の進歩により利用方法が、大幅に変更してはいないかという事です。50才を手前にした、大の大人が乗り方も判らずに右往左往している姿は、余りにも、周りの人に哀れに思われる事の恥ずかしさを、気にしてしまうこの頃なのです。